TypeScriptで変数を宣言するには、letを使用します。
構文
構文(宣言のみ)
let <変数名>:<型>;
構文(宣言と同時に値をセットする)
let <変数名>:<型> = <値>;
サンプル
例1)文字型の変数strを定義する
// 定義のみ
let str: string;
// 定義と値のセットを同時に行う
let str: string = "hello!";
// 定義と値のセットを同時に行う(型推論)
let str = "hello!";
例2)数値型の変数numを定義する
// 定義のみ
let num: number;
// 定義と値のセットを同時に行う
let num: number = 123;
// 定義と値のセットを同時に行う(型推論)
let num = 123;
備考
- 変数宣言にはlet以外にもJavaScriptと同じvarが使用できますが、TypeScriptでは非推奨です。
- 定義と同時に値をセットする場合は自動的にセットする値の型になるため、変数名に型の指定は省略できます。(上例の型推論)